悪天候の中、アクトシティ浜松に大勢のお城・歴史ファンが訪れました。 開場30分前ですが既に長蛇の列が作られています。
オープニングアトラクションは浜松市立都田中学校放歌踊り倶楽部の皆さんによる「静岡県無形民俗文化財滝沢の放歌踊り」でした。 前半はお囃子と唄、後半は踊りが入った静と動の混じる踊りです。 若い世代に無形文化財を継承させてゆくことは、有形文化財とは違う文化財保存の形ですね。
放歌踊りの次は小和田哲男氏(静岡大学名誉教授)による基調講演「徳川・武田の抗争と遠州の山城」です。戦国期における遠州が、徳川・武田の抗争の舞台となった経緯、そして抗争に使われた山城について講演していただきました。
さて、お昼休憩を挟んで午後の部です。
午後の前半は協議会で、報告が主となります。
ちなみに次回の開催地は富山県魚津市に決定しました。
小休憩の次はシンポジウムです。 前半は浜松市の城郭群を活かしたまちづくりの報告です。
(1)では大会二日目の現地見学先である二俣城・鳥羽山城に関して、歴史背景の説明から、近年の発掘調査による成果を報告していただきました。 二俣城・鳥羽山城は現地見学レポートもありますのでどうぞ。
後半はパネルディスカッションです。 コーディネーターは、中井均氏。 パネリストに、小和田哲男氏、加藤理文氏、辰巳均氏の3名。
まず手始めに山城の魅力、山城に木があるとはどうなのか、浜松の山城について、山城によるまちづくりと保存について、保存と活用……などなど、各先生方の「お城によるまちづくり」のご意見・見解を語っていただきました。 共通していたのは、まちおこし・まちづくりに行政だけでなく住民の方々の参加が不可欠であることを述べられていたことです。 行政と住民の協働があってこそ保存活動が継続されていき、その活動が地域の活性化に繋がっていくことになる。また、山城を活用したまちづくり・まちおこしは、行政・住民双方にとって協働をする丁度よいきっかけになればと仰られていました。
熱いディスカッションが終わると、いよいよ山城サミットも閉会です。 来年は富山県魚津市。 どの山城にスポットがあたるのでしょうか? 楽しみですね。