境目の城『鎌刃城』を登る!
湖北センゴクセミナー第7講「春風亭昇太と登る鎌刃城址」
(近江のろし駅伝10周年記念サミット)
取材日:2011年10月2日
鎌刃城を登る!

伊吹山を臨む滋賀県米原市のジョイ伊吹に、朝早くからお子様からご年配の方まで幅広い年代のお城ファンが集まりました。 ジョイ伊吹主催「湖北”センゴク”セミナー」第7講「春風亭昇太と登る鎌刃城址」へ参加するためです。

ジョイ伊吹からバスで20分、西番場公民館へと移動し、そこで春風亭昇太師匠と講師の中井均先生(滋賀県立大准教授)と”出陣式”を行い、いよいよ鎌刃城址へと登城を開始。

春風亭昇太師匠 出陣式

途中の休憩を含め、約1時間の山道を経て山頂へ。今回は北側のルートから登り、大堀切の中を通りました。

大堀切の上には曲輪があり、そこは五間×五間の櫓があった跡だといわれています。その東側には石垣で固めた通路があり、門(玄関)があったようです。

曲輪東側の石垣 曲輪東側の石垣

門の西側には”のろしを上げる会”の方々が、のろしを上げる準備をされていました。 ”のろしを上げる会”は滋賀県下にある中世の城跡を利用し、各地点から白煙を確認した後、のろしを上げ、次々にリレーをする「のろし駅伝」を開催しています。 今回ののろし駅伝は鎌刃城址から一乗谷までの北国ルートで上げられました。

本来なら11月23日に行う催しですが、今回は近江のろしリレーの10周年記念と、昇太師匠の「近江お城大使」の任命に併せて10月2日に開催されました。

煙突と師匠 お城大使任命の墨書

尾根伝いに主郭に上がると立派な本陣(ステージ)が構えられており、ここで師匠と中井先生の対談と概要説明がありました。

師匠 中井先生(説明中)

師匠は鎌刃城址は二度目のトライで今回初めて登ることができたそうです。大堀切付近では、登城の嬉しさから写真を撮りながら駆け回っておられました。 「静岡や関東のお城を中心として見ているが、今まで見てきた城とは違う丁寧な作り方をしているお城。”境目の城”と呼ばれているお城ですが、城郭史の中でも境目の城なんだなと感じました」とコメント。

お話が終わり、30分ほど休憩の後、下山。 少し慌ただしいスケジュールでしたが、鎌刃城址の魅力を堪能させていただきました。

鎌刃城 - ぶらり歴史めぐりのページも参照してください。