連続国際シンポジウム
ポンペイとオスティア
古代ローマ都市・建築研究の最前線
取材日:2010年11月21日
シンポジウム参加者
進行
毛利晶(神戸大学教授)
挨拶
大坪孝雄((財)古代學協会理事)
アンジェロ・ペレグリーノ(オスティア=アンティカ遺跡監督事務所長)
講演
江谷寛((財)古代學協会理事)
坂口明(日本大学教授)
堀賀貴(九州大学教授)
レイ・ローレンス(ケント大学教授)
ジャネット・ディレーン(オックスフォード大学講師)
ミケーレ・ラッディ(イタリア・ローマ考古学特別監督局嘱託考古調査員)
マルコ・サンジョルジョ(オスティア=アンティカ遺跡監督事務所技術部長)
豊田浩志(上智大学教授)

レイ・ローレンス氏
ジャネット・ディレーン氏
ミケーレ・ラッディ氏
場所
キャンパスプラザ京都
概要
東京、京都、福岡と開催された連続シンポジウムの第2回。
まったく異なる背景を持ち、個別に研究されてきた古代ローマの都市ポンペイとオスティアを比較・並列させるというテーマ。
日本の研究者による最先端の古代ローマ年研究の成果のみならず、イタリア・英国の研究者の研究結果も紹介。古代ローマ年研究の今後を議論している。
同時開催
ポンペイとオスティアに関する遺物・模型・モザイクの実物大画像などの展示会。
感想(内容)
発表者の分野は、
江谷寛((財)古代學協会理事):考古学
坂口明(日本大学):歴史学・住居学・美術史
堀賀貴(九州大学):建築学
R・ローレンス(ケント大学):建築学
J・ディレーン(オックスフォード大学):建築学
M・ラッディ(イタリア・ローマ考古学特別監督局):考古学

古代學協会のポンペイ発掘調査以外の発表では、主にオスティアの地政学についての発表が行われた。
今回のシンポジウムの発表の中で一番の成果は九州大の堀教授のレーザースキャニングによる調査図である。
この調査によってオスティアの研究に科学的な根拠を立証、または立証材料の提供が行われ、オスティアのマップが新たに更新された。
長年オスティア調査に携わったペレグリーノ氏は「これからの研究調査を期待している」とコメントを残した。